中高生のなりたい職業ランキングでTOP10に入るほどの人気職業である「ゲーム実況者」ですが、結論から言えば機材のみそろえてしまえば誰でもなることができてしまいます。ゲームが身近になったからこそゲームが好きだから実況者になりたい人が多いのもわかります。
私はファミコン時代でしたがゲームが大好きで、友達と一緒によくカセットを持ち寄って遊んでいたものです。しかしゲームを配信してお金を稼ぐかどうか、職業にするかどうかだなんて、eスポーツなんてものができるなんて想像していませんでした。しかしながらパソコンと配信機材があれば簡単に配信者になれる反面競争率が高くて稼げる人は一握りかと思います。
それでもゲーム実況者になりたいって思う人のために、どんな人が向いているのか、どうすれば「職業」として言えるのでしょうか?
だれでもゲーム実況者になれる
まず実況者と聞くと多くの人は「ゲームがプロ級」「話が上手」でなければいけないと考えると思いますが、もっとも必要な事は「ゲームを楽しむことができる」人だと言えます。
え?そんなの当たり前でしょ?って思うかもしれませんがここでいうゲームを楽しむっていうことは、ゲームの楽しさを伝えられるかどうか、ということになります。ただでさえ楽しさを伝えることって難しいのに、職業としてずっと続ける場合にはゲームが本当に好きでなければ続けることができません。そんな時でも続けて行こうって思えるのは好きだから頑張る気持ちだと思います。そういう意味でどんなゲームでも楽しめる人が条件になるのではないでしょうか。
ゲーム実況を見に来る人はどんな種類に分けられるのか。
- 実況しているゲームが好き
- 実況者が好き
- 実況中の雰囲気が好き
- どんなゲームか気になる
共通していることは、実況者が楽しさを伝えることができるかどうか、に尽きます。逆に言えば本当に好きであれば実況者向きと言えます。
ファミ通のやりこみって企画があって、普通の人ではやらないプレイを見れるんだよ
何の意味があるの?
それこそ普通のプレイじゃ見れないもが見れるから貴重なんだよ!
初心者向けのゲーム実況に向いているゲームの選びからはこちら
ゲームが上手である必要はない
見ている人を楽しませるって意味では逆にゲームが下手な方がゲーム実況者として向いているすらあります。
ゲームを楽しむことができる事の次に話が上手、声がいい、面白いゲームを探してくるなどがありますので、上手である必要はありません。プロ級の腕を見たい人はプロ級のゲーム配信を見るからです。
ニコニコ動画のゲーム実況で人気のある動画では、ゲームを好きな人はもちろんゲームのことなんて知らない人でも実況に参加をしていることがコメントを見ているとよくわかります。ニコニコ動画の場合はコメントが画面を横切るため同じ時間を共有しているような楽しさもありましたが、友達の家で交代でゲームをやっていたり、友達のゲームをやっている姿に盛り上がったりしたことはありませんでしたか?
つまりプロゲーマーでない限りは上手さを売りにする必要はないのです。
話が上手は聞き上手
言い換えると自分の好きなことといえども、トレンドやブームなどをちゃんと調べられる人となります。例えば格闘ゲームブームの時にパズルゲームの配信をしていても再生数は伸びません。一定数のユーザーはつくかと思うので割り切ってやるにはいいとは思いますが、再生数もつかなければいずれ嫌になってしまっては本末転倒です。
実況者としてお金を稼ぐ!という事を目標におくのであれば自分のしたいことをしないでユーザーが求めていることをしなければいけないのはどの職業でも同じですね。むしろ新作や流行りを調べられる分新作に絞って実況すれば視聴数は稼げそうです。
話が苦手な人が話を面白くするのは難しい
向き不向きの問題であって話が苦手な人は無理に面白い話をする必要がありません。例えば微妙かもしれませんが狩野英孝さんがゲーム配信で人気になったのはトーク力ではなくリアクションが人気で2021年10月現在で登録者数119万人のYouTubeチャンネルとなっています。
ボルゾイ企画というニコニコ動画のゲーム実況者をご存じの方は少ないと思いますが、特別ゲームが上手というわけではなくトークが面白いわけではありませんでしたが、わいわい楽しんでいる様子がみて取れて一時期人気な配信者となっていました。
このように人気があることと話が上手であることは別問題であることと、話そのものを面白くすることは非常に難しいです。
話を面白くするよりも知識を深めて即座に答えられるようなテンポの良さを売りにするものありです。
ローリスクでできる
向いている向いていないはやってみないとわかりません。例えばセドリなんて開始に数十万円かかる場合があります。少額でも始められるものもありますが、購入~販売でそれ以外には何も残りません。
ゲーム実況はストックビジネスなのでネットに残り続けるため、いつか売れ始めた時に昔の動画を見てくれる場合があります。機材を買って初めても10万円もしないで始めることができますので、どうしても向いていなければやめればいいだけです。
まとめ 深く考えずにやってみる!それから考えよう!
まとめると以下の内容になります。
ゲーム実況を始めたい!って思う人の半分くらいは気持ちだけでやっていない人が多いと思います。
成功するかどうかなんてやってみないとわからないし、ローリスクであるからうまくいかなければやめてもOK。
やっていくともっと細かい事が必要になることがわかると思いますが、始める段階ではそんなものはまったく必要ありません、まずはどんな形でも始めることが大切です。
そのあとは人気ゲーム実況者のまねをしてみて自分の形を探していけばいいと思います。
そのためにはやはり自分がゲームが好きで楽しんでやれるかどうかだと思うし、楽しんでやっている人が一番強いのは間違いありません。
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